AGA(男性型脱毛症治療)

AGA頭髪専門外来

aga

当院では、薄毛に悩む方のために、「頭髪専門外来治療」を行っております。 その方の症状やご希望にあわせて、AGA治療薬、発毛促進薬の処方や、発毛促進成長因子を頭皮に直接注入する「HARG療法」、頭皮環境を改善し発毛を促す点滴やヘアケア製品など、ご提案させていただきます。

AGAとは

AGAとは「Androgenetic Alopecia」を略で、「男性型脱毛症」「壮年性脱毛症」のこと。主に頭頂部の毛が薄くなったり生え際が後退していく進行性のある疾患で、成人の日本人男性に多く見られる脱毛タイプのことを言います。日本では薄毛に悩む人が1000万人以上いるといわれています。日本人男性のAGA発症率は、30%といわれたいます。そして薄毛で悩む男性のほとんどがAGAであると考えられています。

AGAの原因

一生抜け落ちない毛髪はありません。必ず一定の期間が過ぎると自然に抜け落ちてしまいます。 しかし毛髪にはヘアサイクルと呼ばれる仕組みが備わっているため、抜け落ちたところにはまた新しい毛髪が生えてくるのです。このくり返しが正常であれば、いわゆる「薄毛」「ハゲ」とは無縁な状態です。男性の場合、平均すると毛髪が生えてから抜けるまでの1サイクルは3~5年。その期間の中には成長期、退行期、休止期と呼ばれる期間があり、ヘアサイクルは通常約3~5年で1周します。

ヘアサイクル
成長期1(~1年) 毛母細胞が分裂を開始し、新しい毛髪をつくり始めます。
成長期2(2~6年) 毛母細胞が活発に活動し、新しい毛髪が太く硬くなり成長を続けます。
退行期(2~3週間) 母細胞の力が弱まり、毛髪の成長が止まります。
休止期(数カ月) 成長が止まった毛髪は抜け落ちます。この状態がしばらく続き、 成長期へと再度進みます。

しかし、AGA(男性型脱毛症)の男性の場合、毛包が活動を続けていながらも、ヘアサイクルが乱れ、成長期の期間が短くなり、毛髪が太く成長し硬毛になる前に抜けてしまうため、徐々にボリュームが減り、地肌が見えるようになってしまいます。

毛髪の成長に欠かせない毛穴や毛根の状態は、AGAが発症してから時間が経過すると、悪化していることが多く、改善が非常に難しくなってしまうため、早めの治療が効果的です!AGAを改善させたいと思ったら早いうちに治療を開始することをお勧めします!

AGA発症の原因は「DHT」

AGAの発症には、遺伝的要因のほか、DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンが関与していることがわかっています。DHTは、男性ホルモン「テストステロン」が、5α還元酵素(1型、2型)という酵素によって変換された物質です。DHTは、髪の毛の成長期を短くし、十分に成長しない毛(軟毛)を増やす原因物質で、AGAの原因物質です。

AGA治療薬

AGAの治療薬には、AGA発症の原因となるDHTを作る5α還元酵素(1型、2型)という酵素を阻害する薬(フェナステリド、デュタステリド)や、発毛を促す薬などを、その方の症状や状態にあわせて組みあわせて処方します。

名称 フェナステリド(厚生労働省認可のAGA治療薬)
作用 5α-還元酵素(5α-reductase)を阻害することによって、テストステロンからDHT(ジヒドロテストステロン)への変換を抑制し、男性型脱毛(AGA)の進行を遅延させます
服用方法 成人男性は1日1回1錠服用
副作用 稀に肝機能障害、勃起不全、リビドー(性欲)減退、精液量減少、射精障害、睾丸痛、発疹など
女性や子供が接触すると、ホルモンバランスに影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
費用 1か月分 8,000円(税抜)
初診料 3,000円(税抜)
再診料 500円(税抜)


名称 デュタステリド(厚生労働省認可のAGA治療薬)
作用 5α-還元酵素(5α-reductase)を阻害することによって、テストステロンからDHT(ジヒドロテストステロン)への変換を抑制し、男性型脱毛(AGA)の進行を遅延させる
デュタステリドは、フィナステリドと同様の働きをしますが、5α-還元酵素の2つのタイプ(I型およびII型)の両方を阻害するため、フィナステリドよりも強力だとされています。
服用方法 成人男性は1日1回1錠服用
副作用 稀に肝機能障害、勃起不全、リビドー(性欲)減退、精液量減少、射精障害、睾丸痛、発疹など
女性や子供が接触すると、ホルモンバランスに影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
費用 1か月分 8,000円(税抜)
初診料 3,000円(税抜)
再診料 500円(税抜)

治療の流れ

point

1.問診/カウンセリング

(最初に患者様と十分なカウンセリングを行い、悩み・疑問などをお伺いします。 )AGAやメカニズムの説明、また治療内容や薬、期間や費用などをご説明をいたします。

2.採血

「採血」では、薬を投与しても問題ない身体状態かを判断します。

3.処方/ホームケア

ご本人の状態やご希望にあわせて、治療方法を提案させていただきます。

4.次回来院

約1ヵ月ごとに発毛状態の診断を行います。


症例

30代男性

40代男性

30代男性

AGA遺伝子検査

aga dna

この検査をすることで、治療方法を決定したり、早期に治療を開始したりする目安になります。 AGAは、早期に治療を開始することで、進行を防ぎ、治療の効果も一層期待できるので、遺伝子検査で、リスクを予測することは、とても重要といえます。AGA遺伝子検査は、脱毛を起こす男性ホルモンの影響を受けやすいかどうかを遺伝子により診断する検査です。 男性ホルモン(アンドロゲン)は毛根細胞の受容体によって受け取られます。アンドロゲン受容体遺伝子には特定の塩基配列が繰り返し存在する領域があり、 この領域が短い人では、AGAが発症しやすい傾向にあることがわかってきています。

AGA遺伝子検査で分かること

・遺伝子レベルでAGA発症リスクを予測
・プロペシアによる治療効果の予測

遺伝子検査結果の判定基準

CAGとGGCという塩基配列が繰り返される領域の長さで、 男性ホルモンに対する感受性を予測することができます。

point

塩基配列が短い場合:

男性ホルモン感受性が高く、AGA発症リスクが高いと考えられます。プロペシアによる早期治療開始が望まれます。

塩基配列が長い場合:

男性ホルモン感受性が低いため、AGA発症リスクは低いと考えられます。しかし発症する可能性は全くゼロではありません。 脱毛には様々な要因が考えられます。発症した場合は、プロペシア以外の薬剤との組み合わせや、HARG療法などによる治療の選択が望ましいと考えられます。

検査費用 18,000円

※価格は税抜き価格となります。

ヘルスアップコラム

Column
AGA男性型脱毛症治療

AGA男性型脱毛症治療

薄毛に悩む人は1000万人を超え、さらに年々増え続けているそうです。 そして薄毛や脱毛でお悩みの男性の90%がAGA男性型脱毛症だといわれています。
しかし男性の薄毛も適切な治療を受けることによって
進行を遅らせたり改善することができます。
そんなAGA治療についてご紹介します。
髪の毛の豊かさは、男性を若々しく見せてくれます。
久しぶりに再会した友人の髪の地肌が見えるほど薄くなっていたらやっぱり、
あの人も年とったなーっとどうしても感じてしまいますね。
でも薄毛や脱毛は遺伝だから、年だからしょうがないとあきらめなくてもいいのです。
AGAは30歳以上で発症することが多かったのですが、
最近は10代の若い方の間でも見られるようになってきました。
若いうちに薄毛や脱毛が始まったとしたら、
まだまだ精いっぱいおしゃれしたい時期の男性は髪に対するストレスを抱え、
とても落ち込んでしまうかもしれませんね。
こんな男性は早めに病院に相談し、
髪の毛の改善とともに心の健康も取り戻す治療が必要です

AGAの原因

男性ホルモンの影響や遺伝の他にAGAの原因として考えられるのは、
現代人特有のストレスで自律神経のコントールが
乱れ頭皮の血行が悪くなり脱毛が促進することがあげられます。
その他、アルコールやタバコなどの過剰摂取や
生活習慣の乱れも抜け毛、薄毛の原因となるのです。
またダイエットや不規則で偏りがちな食生活を続けると体調を壊すだけではなく、
髪の毛や頭皮にも悪影響を及ぼします。
頭皮の栄養状態が悪くなれば、髪の毛の栄養状態も悪くなり脱毛の原因となります。

AGA治療の種類

AGA治療には大きく分けると2種類の治療法があります。
1つは、AGA治療薬や発毛や育毛を促進する治療薬を服用したり、
外用薬を頭皮に塗布する治療法です。
もう1つは施術を必要とする方法です。
その1つにHARG療法があります。
HARG療法とは、薄毛の根本的な解決を目指す再生医療のことで、
ヒトの幹細胞から抽出した成長因子や発毛に役立つ成分を、
直接皮下組織に注入して発毛を促す治療法です。
これらの治療法とともに、髪の成長にかかわる栄養分を
補うサプリメントの服用や発毛、育毛効果のある成分を多数含んだ
ヘアケア用品の継続使用などで頭皮の環境を整えていきます。
髪の毛が薄くなってきたなあと感じて心配していても治療を
始めるのを躊躇している方もいらっしゃることと思います。
しかし、優れた病院で早めの治療を始めることは
ずっと自分の髪と付き合っていくうえでとても大切なことです。
治療の始める時期が遅くなるほど、治療は難しくなり、
時間も費用もかかってしまいます。 AGAは人それぞれに原因、進行状況が違います。
信頼のおける先生の診察を受け、
自分に合った治療を納得して受けることがとても大切です。

AGA遺伝子検査

AGA遺伝子検査

男性のヘアスタイルも年々バラエティに富んで注目される傾向にあります。
しかし、髪の毛が少なくなってきたら、思ったような髪型を
決めることが上手くできません。
なるべくなら豊かで健康的な髪の毛をずっと持ち続けたいものです。
最近では、薄毛に対する研究が進んで、
AGA(男性型脱毛症)遺伝子検査をすると、
脱毛のリスクを予測することができるようになりました。

遺伝子検査とは

そもそも遺伝子検査とは、その人の持つ特定の遺伝子を調べることによって、
先天的体質や病気のリスクなど遺伝的傾向を知る検査のことです。
解析技術が進んで、簡単で低価格、短時間の検査で肥満遺伝子、
薄毛、肌質に関係することなど、様々な傾向を知ることができることから
新しい病気の予防法としてとても身近なものになりつつあります。
自分の罹りやすい病気を知ることによって、生活習慣に気を付けたり、
予防するための対策を早めにとって将来にわたって
健康的な生活を過ごせることを目的としています。

髪の毛を大切に感じている男性へ

男性型脱毛症は、女性の薄毛に比べて、遺伝が関係するとよく聞きます。
祖父がはげていたからゆくゆく心配と密かに思っている男性もいらっしゃるでしょう。
今は髪の毛に対してあまり心配事はないけれど将来に向けて不安を感じている人もいるはずです。
もちろん最近、抜け毛が増えて、髪が薄くなったと実感している男性もいらっしゃるでしょう。
そんな方におススメなのがAGA遺伝子検査です。